母里先生のご遺志

本日10月24日、母里啓子先生を鎌倉にお呼びして
「予防接種より大切なこと」と題したお話会を開催予定でした。

1週間ほど前、訃報が届いた時には何が起きたのかよくわかりませんでした。この1週間、母里先生の存在の大きさを日々感じて過ごしていました。

「ちいさい・おおきい・つよい・よわい」通称ちおを、我が子がちいさい時には愛読書とし、日本のどこかで本当の健康を追求してくださるお医者様が確かにいることに安堵したものでした。

このコロナワクチン騒動がこの夏とうとう学生にまで飛び火して、ため息ばかりの鬱々とした日々を送っていたときに、セラピスト仲間が「母里先生を鎌倉によぼう!」と動いてくれたのがきっかけで9月に一度お会いすることができました。

87歳の口から発せられる近代の歴史は実録として心に刺さり、
先生方の並々ならぬ尽力に感謝し尽くせない熱い思いでいっぱいになりました。我が家族が今日も元気でいられるのは母里先生のおかげであることに間違いないからです。それほどの功績の持ち主であられました。

この感動をもっと多くの人に噛み締めていただきたい、そうして企画した今日。今はただ大いなる感謝とともにご冥福をお祈りいたします。

最後に先生からのお言葉をここに少し記しておきます。

《医師と消防士は暇なほどよく、診療所や保健所が赤字なのは喜ぶべきことです。医療と教育は社会化するべきで、「経営」をさせてはいけません。

私たちが今向き合うべき相手は本当はウイルスではないのです。新型コロナで世界中が慌てふためいています。国はワクチンさえ打てば解決するかのように思い込ませています。ワクチンで制御された感染症はほとんどありません。自然の感染ではなく異物を強制的に体内に打ち込むことがどういうことなのか。

ウイルスは30億年以上前から地球に存在していたと言われています。インフルエンザらしきものは古代エジプト時代から記録されていました。たかだか70年未満の歴史しか持たないインフルエンザワクチンですら感染を防ぐことはできないことは歴史が証明しています。やっとできたとされる新型コロナワクチン。うつうたないの判断は個人の自由ですがウイルスとはこれからも共生していけばいいと私は思います》

先生の笑顔を胸に

光成佳世