2022年、秋より試みた「自然療法の学び舎」ですが、
いろんな療法や体にまつわることを毎月皆さんと学び、自分の引き出しを増やしていただきました。
いろんな先生や参加者さんとの出会いがあり、私自身も今後の人生をどう生きるか考えた一年でもありました。

医療に限らず、私たちは西洋に憧れが過ぎて、足元の素晴らしい日本文化を蔑ろにしてきたように思います。
また、急激にデジタル社会が発展し、本来の人間のペースではない情報社会に投げ込まれ、
隣人の温かさに触れることもめっきり少なくなりました。ここ数年の世界の激動は、
にわかにそれを思い起こさせてくれた事象でもあったように思います。

今一度、自然の恩恵を受けられるここ鎌倉で、日本人の本来の古き良き温かい感性を、
後世に繋げていくための学びを、私たち大人世代が改めて身につけて伝えていきませんか。
 
この度、「大人の寺子屋」という形で、鎌倉をベースにして日本文化の学びの場を企画してまいりたいと思います。
この機会をぜひご活用ください!


第一回 【日本の香り・塗香つくり】

日 時2023年12月5日(火)14:00〜2h程度
場 所薬王寺(鎌倉市扇ヶ谷 鎌倉駅より徒歩15分)
https://www.kamakura-yakuouji.com
講 師アトリエ香樹 杉本 浩美さん
定 員10名
資 料5000円
(桜の木塗香ケースと布袋のセットは別途4000円)

塗香(ずこう)とは、香木や漢薬などの香原料を指紋に入り込むほど細かいパウダー状にし、混ぜ合わせたお香です。
古くは身だしなみとして身体に塗布したり、山寺など水のない場所で手を清めるために使われていました。
今では香水代わりに香りをほのかにまとわせたい時など、日常で使われることが増えています。
その臭いを吸い込むことで身体を浄化しますが、 身体の浄化だけでなくネガティブなエネルギーからも守ってくれるといわれています。今回作る量は、一度に使うわずかな量を考えると数年分は持つ量かと思います。

私が今師事している錬堂先生の奥様が塗香のワークショップをしてくださるとのことで
この度は薬王寺さんのお部屋をお借りして、和文化を肌で感じながらの会にすることができました。

rythmeではアロマテラピーという洋文化に触れていますが、日本の香りはまた一味違う、
気品に満ちたような、背筋が伸びるような、心底落ち着くような、そんな香りを堪能いただけます。
扇ヶ谷の散策、薬王寺の佇まい、ご住職のお人柄も同時に感じていただければと思います。


講師:
アトリエ香樹 杉本 浩美さん

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